純金・純プラチナ 〜魅力と稀少性、お手入れについて〜

純金・純プラチナ

貴金属の代表である純金・純プラチナ。
その眩い輝きで人々に愛され、重宝されてきました。純金・純プラチナの持つ多彩な魅力をご紹介します。

純金とは?

古くから人々の歴史に登場してきた「金」。多くは宝飾品としても用いられ、ジュエリー素材としても馴染み深い存在です。
日本で「純金」として認められているのは、純度が99.9%以上のもののみ。純金ならではの、山吹色の深く眩い輝きが魅力です。

採掘できる純金には限りがある

有史以来、人類が手にしてきた金は、オリンピック公式プール3杯分にあたる約16万トン。年間で約2,500トン前後のペースで産出されていると言われています。一方、地球上に残る金の総量はおよそ7万トン前後とされ、今後、技術的に採掘可能な金が減少することを考えると、稀少性はますます高まっていくと言えるでしょう。

純プラチナとは?

和名称で「白金(はっきん)」とも呼ばれるプラチナ。凛とした白い輝きで、人々を魅了してきました。「純プラチナ」と呼べるのは、純度が99.9%以上のもののみ。金と共にジュエリー素材の定番ですが、プラチナ最大の用途は自動車の排ガス触媒で、その他産業・工業用品としてもさまざまな分野で活用されています。

プラチナの稀少性は貴金属トップ

プラチナは南アフリカやロシアなど、限られた地域でのみ採掘されます。また、プラチナ鉱床は地下1,000mにあり、鉱石1トンからわずか3グラム程度しか取り出すことができません。
プラチナの年間供給量は純金のおよそ20分の1。金よりも稀少性が高く、「貴金属の王様」と呼ばれるに相応しい存在です。

ジュエリー加工が難しい純金・純プラチナ

純金、純プラチナは高純度でやわらかく、そのままではジュエリー加工が難しいのが特徴です。ある程度の硬度がないと宝飾品本体に傷がつきやすく、また、爪がゆるみやすくなるため宝石の落下にもつながります。
そのため、他の金属(割金)を混ぜて使用することが一般的。こうして加工されたものを「合金」と言います。

金の特徴と魅力

金の品位には24分率が使われており、純金の場合は「K24/24K/24金」などと表記されます。ジュエリーでよく目にするK18やK10といった表示は、純金と他の金属の配合比率のこと。例えばK18の場合、24分の18である75%が純金になります。

金は薄く延びるのが特徴で、金箔はその性質を活かしてつくられます。
また、割金として銀や銅、パラジウムなどを配合することで、その種類や割合によって、さまざまに金の色味が変化します。
イエローゴールドなら基本的には銀と銅が使用され、銅の割合を増やすことでピンクゴールドに。ホワイトゴールドならパラジウムを多く加えます。こうして豊富なカラーを楽しめるのも、金の魅力と言えるでしょう。

プラチナの特徴と魅力

純プラチナの場合「Pt999」と表記され、純金と同様、割金の配合量によって表記が変わります。プラチナの割金として主に用いられるのはパラジウム。「Pt900」なら純プラチナ90%に対して、10%の割金が含まれていることを表します。

プラチナの融点は約1700度と非常に高いのが特徴。王水(濃塩酸と濃硝酸を混ぜた液体)以外の酸やアルカリに溶けることも、銀のように変色することもありません。また、他の貴金属より密度・重みがあり、耐久性にも優れています。
強い粘り気と、1グラムから2キロメートルまで延ばすことのできる展延性もプラチナの利点。繊細な加工にも適しています。

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MJCでは熟練の技術により、貴金属を高純度のまま加工。繊細な美しさを持つジュエリーを豊富に取り扱っております。
装いを格上げしてくれる高貴な輝きを、ぜひご堪能ください。

貴金属ジュエリーのお手入れ方法

貴金属ジュエリーはとてもデリケート。美しい輝きを末永く楽しむためには、正しくお手入れすることが大切です。

保管のポイント

日常生活でも保管時でも、傷がつかないよう硬いものとの接触は避けてください。ジュエリーボックスに保管したり、1点ずつ布にくるむなど、小分けにして保管すると良いでしょう。

汚れが気になる時のお手入れ

ご自宅でのお手入れで細工がこまかい部分などを磨きたい時は、ぬるま湯で薄めた中性洗剤につけ、やわらかい筆やブラシでやさしくこすります。その後、水でよくすすぎ、やわらかい布でやさしく水分を拭き取り、乾かしましょう。

注意したいポイント

宝石がついたジュエリーの場合は、お手入れ方法が異なる場合があります。不安なときは購入店などにご相談することをおすすめします。

「実物資産」としても人気の高い純金・純プラチナ

ジュエリーとして魅力ある純金・純プラチナですが、共に「実物資産」としても高い人気を誇ります。純金・純プラチナには独自の価値があり、価格が変動することがあっても、その価値は決してゼロになりません。
特に金は「無国籍な通貨」とも呼ばれ、世界共通で普遍的価値があります。

稀少性、資産価値の高さ、ジュエリーにした時の美しさ。純金・純プラチナには、圧倒的な存在感と揺るぎない魅力があります。その特別な輝きを、ぜひお楽しみください。

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