結婚記念日のプレゼントの選び方

「透明で何一つ曇りのない信頼の証」という意味が込められた水晶婚式。
プレゼントにおすすめなのは「紫水晶」という日本名を持つアメシストです。
「真実の愛を守りぬく宝石」とも呼ばれ、水晶婚式にぴったり。他にも、ピンク色が愛らしいローズクォーツや、太陽のような明るい印象のシトリンも水晶（クォーツ）の仲間です。

1894（明治27）年、明治天皇が「大婚二十五年祝典」として銀婚式のお祝いを執り行ったことで、日本でも銀婚式が知られるようになりました。
2人にとって大きな節目となる25周年には、夫婦で積み重ねた日々に思いをはせ、シルバージュエリーをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

生命の源である海の中で、じっくりと時間をかけてつくられる真珠。
30年の月日をかけて愛を育んできた夫婦には、「永遠」を象徴するような丸い真珠の輝きが似合います。
上品でフォーマルな場所にもぴったりなので、ネックレスとリングなどセットでの贈り物にもおすすめです。

真珠婚式と同じく、海の中で長い年月をかけてつくられる珊瑚に例えて35周年の記念日として名付けられました。 もともとはイギリスの風習ですが、35（さんご）という日本語の響きと重なったのは素敵な偶然といえるでしょう。

深紅のルビーの輝きの中には、相手への信頼と40年経っても変わらない深い愛情が込められています。 初めてデートした日、プロポーズされた日、結婚式を挙げた日…そんなドキドキした気持ちを思い起こす、真っ赤なジュエリーが二人の記念日を祝福してくれるでしょう。

結婚から45周年を迎え、誠実で周囲の人々に慕われてきた二人の夫婦生活を称える意味で、「誠実」の象徴とされるサファイアの名前が付けられました。
聡明で上品な印象のサファイアのジュエリーを、長年の夫婦の生活の形として贈ってみてはいかがでしょうか。

記念すべき結婚50周年は、長年連れ添い金色に輝くような夫婦の絆を祝い、これからも健やかで豊かであるよう願う金婚式です。 美しく輝くゴールドのジュエリーを贈り、半世紀をともに歩んできたパートナーを称え合いましょう。

かのクレオパトラやナポレオンも惚れ込んだほど、強い幸せのパワーを持っているといわれるエメラルド。 結婚55周年の記念日には、慈愛に満ちた夫婦生活を象徴するような深いグリーンの宝石「エメラルド」の名前が付けられました。 上品で落ち着いたデザインのものを選べば、年齢を重ねた人にこそ合う特別なジュエリーの贈り物になるでしょう。

地球上でもっとも固い鉱物といわれるダイヤモンドにちなみ、長きに渡り共に過ごしてきた夫婦の絆の強さと長寿を祝うのが、結婚60周年のダイヤモンド婚式です。
60周年にはイエローダイヤモンドを、75周年には透明なダイヤモンドをといわれています。
ダイヤモンドのように強く固くむすばれた夫婦の絆は、この先もずっと壊れることがないという確かな自信に満ちた日になることでしょう。